2026年8月1日土曜日

8月の上映予定!『日本を戦場にするな』(北海道)、『勝ちゃんー沖縄の戦後』(長野県)

(各イベントのチラシなどは⇒こちら)
 
『日本を戦場にするな』上映と講演(北海道・新得町)
  8月7日(金)18:00~ 新得町公民館中ホール
  
『日本を戦場にするな』上映と講演(北海道・旭川市)
  8月8日(土)14:00~ 旭川市民文化会館 小ホール 

『勝ちゃん-沖縄の戦後』(長野県佐久市)
 8月10日(月)13:30~ 佐久教育会館
 「第37回 信州・平和のための戦争展」にて上映

2026年5月14日木曜日

2026年5月~6月の上映

5月、6月の上映案内を更新しました。

『勝ちゃんー沖縄の戦後』を沖縄、長野、岡山、札幌でご覧いただけます!英語字幕版でマレーシア上映も!

5月16日(土)、5月17日(日)  沖縄県東村
6月7日(日) 長野県 木曽町
6月21日(日)岡山県 津山市
6月23日(火)Malaysia
6月28日(日)北海道札幌市

*上映の詳細→こちら
*札幌は『勝ちゃん』の他、『日本を戦場にするな』、『新・戦場の兵士』、撮影中の『サーモンピープルの世界』撮影報告(映像付き)があります。


2026年4月14日火曜日

”日本を戦場にするな”上映会(札幌) 5月10日(日)、6月28日(日)

 半年先も見通せない、不穏な時代となりました。

昨年8月、防衛省は、全国6か所に長射程ミサイルを配備する計画を発表しました。中国やロシアに直接届くミサイルです。北海道・上富良野駐屯地には今年度、高速滑空弾が配備予定で、弾薬庫も各地に新設する計画です。

ミサイルを持つという事は、標的になるという事。

今年1月完成の作品『日本を戦場にするな』をはじめ、以下の3作品を5月、6月、札幌で上映いたします。

【上映作品】

最前線基地化が進む琉球弧の島々の現在と日本全土で進むミサイル配備
『日本を戦場にするな』(2026年1月完成・48分) 作品紹介

沖縄で7カ月のロングラン上映作品。バリアフリー字幕版で上映。
『勝ちゃん-沖縄の戦後』(2024年・98分) 作品紹介

日本とアメリカの3人の兵士の物語。彼らの体験が未来への手がかりとなる
『新・戦場の兵士』(2025年・103分) 作品紹介


日 時:5月10日(日) 10:00~17:30 (開場9:45)
    6月28日(日) 10:00~17:30 (開場9:45)
*5月と6月の2回、上映会を行います。会場は同じです。

会 場:札幌市男女共同参画センター 
                         エルプラザ 4F 中研修室
  札幌駅直結 / 地図→map

【上映タイムテーブル】

【料 金】
1プログラム 1000円
一日券 2000円
*撮影報告は無料*

5月15日は沖縄の本土復帰の日、6月23日は沖縄の慰霊の日。
5月、6月の上映会を歴史と現在
未来を共に考える機会として頂ければ幸いです。
ぜひ、お誘いあわせの上
ご来場ください。

2026年4月13日月曜日

新・戦場の兵士

 
近藤 一さん(中国と沖縄で戦った元日本軍兵士)
アレン・ネルソンさん(ベトナムで戦った元アメリカ海兵隊員)
ジェフ・パターソンさん(湾岸戦争を拒否した元米海兵隊員)の物語。

兵士の体験の中に、未来への手がかりがある。

いつの時代も、どの戦争でも、最前線に立たされるのは、若者たちです。若者たちは、自分たちの未来をどのように選べばよいのでしょう。

「新・戦場の兵士」は、日本とアメリカの兵士たちの体験を描きます。

本当の戦場とはどのようなものなのか、兵士はどのような体験をするのか。そして、兵士には、たたかう以外の選択肢はないのでしょうか。

兵士の体験の中に、未来への手がかりがあります。



近藤一さん
(中国と沖縄で戦った元日本軍兵士)


1920年 三重県に生まれる
1940年 徴兵され中国へ。 各地で「討伐作戦」に参加
1944年 中国から沖縄へ
1945年 敗戦
1983年 「兵士達の沖縄戦を語り伝える会」をつくり、語り部に
2021年 101歳で永眠

 近藤一さんの話を聞くとき、その誠実さに打たれます。無謀な戦闘で、殆どの戦友が虫けらのように殺されて行った沖縄戦の体験も、自分を含む日本軍兵士が、中国で行った非道な行いも、あるがままの体験を伝える誠実さです。
 近藤さんは、1982年に沖縄を訪れたことをきっかけに、自らの体験を語り始めました。沖縄や中国へも足を運び、沖縄戦の体験者や中国の被害者達にも、向き合い続けてきました。
 沖縄に送られた近藤さんの大隊1200名のうち、生き残って復員したのは92名。沖縄戦の体験を語る時、近藤さんは、戦友たちの無残な死に涙し、誰がそれを強いたのか、天皇と司令官の責任を問い続けます。
 中国での体験を語る時、近藤さんの目に涙はありません。「涙など流せない程、ひどい事をやった」と生前、語っています。生きている人を使った刺殺訓練、首切り、輪姦、略奪、放火という「東洋鬼」の所業。それに参加し、見ても止めることがなかった自らの責任。近藤さんにとって、二度と同じことをやらないよう、本当のことを伝える事が、責任のとり方でした。
 近藤さんの柔和な姿からは、とても想像もできない過去です。普通の柔和な人を「鬼」にする。それが戦争、それが軍隊でした。


アレン・ネルソンさん
(ベトナムで戦った元米海兵隊員)

1947年 ニューヨーク生まれ
1965年 海兵隊に志願入隊
1966年 沖縄駐留を経てベトナムへ派遣
1970年 海兵隊を除隊
心的外傷後ストレス障害(PTSD)に長く苦しむ
1996年 沖縄を訪問、以後毎年、全国各地で自身の体験を伝え続ける
2009年 多発性骨髄腫で死去
 
多発性骨髄腫は、ベトナム戦争で米軍が使用した枯葉剤に被曝した兵士に多発する病気であると米国の退役軍人省も認めている

“人を一人殺すたび、自分の中の何かが一つずつ死んでいく”
アレンさんの忘れがたい言葉の一つです。
私(影山)がアレンさんと初めて会ったのは、1997年の北海道でした。沖縄で米海兵隊員による少女暴行事件が起き、北海道の陸上自衛隊矢臼別演習場が、沖縄での海兵隊訓練の移転先の一つとされた頃です。以来、札幌や矢臼別へ、アレンさんは毎年のようにやってきました。私が通訳をする事も多く、2009年に亡くなる迄、長い付き合いとなりました。
 2006年から2008年、私たちはアメリカの戦争体験を取材し、3本の作品をつくりました。その取材の最初はニューヨーク。アレンさんの自宅を訪ねてインタビューしました。2年半のアメリカ取材で、帰還兵にもたくさん会いましたが、アレンさんのように「自分は人を殺した」と自らの体験を話せる人は、誰もいませんでした。
 自分の心と向き合い、「自分が人を殺した」と認め、「なぜ、人を殺したのか」を深く繰り返し問い続け、20年かかって、克服、回復していったのだと思います。どんな集会でも、どんな質問でも、相手が何を聞きたいのか、正確に理解する人でした。それは自分自身が、何度も自分に問うてきた質問だったからでしょう。
 アレンさんは今、石川県加賀市のお寺に眠っています。軍隊を持たないと決めた国に眠りたかった、本当はそのような国に生まれたかったのだと思います。
 ベトナム戦争で5万8千人の米兵が戦死しました。戦後、約30万人のベトナム帰還兵が、戦争に起因する障害や病気で亡くなりました。アレンさんもその一人となりました。




 ジェフ・パターソンさん
(湾岸戦争を拒否した最初の現役兵士)


カリフォルニア州生まれ
1986年 高校を卒業し、海兵隊に入隊 
       沖縄、韓国、フィリピン、ハワイに駐留
1990年 湾岸戦争でイラク派遣命令を拒否
     ハワイ・真珠湾軍刑務所に収監
     軍法会議を経て除隊
               戦争を拒否した兵士たちの支援を開始
2003年 「Courage to Resist(抵抗する勇気)」設立
2009年 「抵抗する勇気」日米交流ツアー 全国7か所で集会

 ジェフさんは、湾岸戦争でイラクへの派遣を拒否した最初の現役兵士です。ジェフさんは、大砲で核砲弾を撃つ担当でしたが、訓練課程で広島、長崎の映像を見せられ、「自分には出来ない、命令には従えない」とイラクへの派遣を拒否。イラク行きの飛行機に乗らず、滑走路に座り込みました。
 湾岸戦争当時、300人の米軍兵士が反対の声を上げ、100人の兵士が、派遣命令を拒否しました。ジェフさんを取材した2006年は、イラク戦争の真最中でした。ジェフさんは、「Courage to Resist(抵抗する勇気)」を設立し、戦争を拒否した多くの兵士たちの支援を続けていました。



佐藤 博文さん
(自衛官の人権弁護団 / 弁護士)

 「軍隊ではない」ことを建前にしてきた自衛隊も、国際法上の日本国の正規軍。軍隊である以上、「賭命義務」、自らの命をかけて、相手をせん滅する義務が課せられる。「殺すか、殺されるか」という覚悟だが、それを自衛官に持たせることは難しいと佐藤さんは言う。「戦争をしない自衛隊」と多くの人が思ってきたからだ。

ウクライナなど、GPSや無人機を使う現代のハイブリッド戦争では、死亡率の高さが桁違いだと自衛官自身、肌身で感じている。米軍のシミュレーションでは、台湾有事で兵士の犠牲は5000人と推定されているという。

(追記) 「自衛官の人権弁護団」には、2024年だけでも200件近い相談が寄せられている。過労死ラインを越える仕事量で、訓練も激化し「パワハラ、セクハラ、いじめ、その結果として、心身を病む、休職、自殺という事態がどこの部隊でも普遍的に起きている」という。

兵士には、たたかう以外の選択肢はないのか。



 『戦場の兵士』は、戦争に関わった人々と私たち出会いの映像記録です。近藤一さん、アレン・ネルソンさん、ジェフ・パターソンさん、彼らの体験の中に、未来への手がかりがあります。
 彼らの声にどうぞ、耳を傾けてください。

*************自主上映のご案内*************

上映料5万円(複数回の上映も可)
詳細は、お問合せ下さい



2026年3月3日火曜日

春は京都へ! 3月27日(金)から3日間、「日本を戦場にするな!」上映会。最新3作品と「宮古島からのSOS」。

桜咲く春、京都の二条、Atlas518で上映会。
藤本幸久・影山あさ子監督と観る 森の映画社作品上映会の第2回目。
最新作『日本を戦場にするな』を含む4作品を毎日10:00から18:00まで上映します。
上映会のタイトルも「日本を戦場にするな!」
初日の夜はオープニングパーティも計画中。


沖縄で6カ月のロングラン上映になった『勝ちゃんー沖縄の戦後』は、バリアフリー字幕版で上映しますので、聞こえに自信のない方も安心してご来場ください。
元アメリカ兵たちが登場する『新・戦場の兵士』もほぼ全編、字幕入り。

春は、京都へ!






皆様のご来場、お待ちしています。
全作品、監督トーク付き。
撮影中の「サーモン・ピープルの世界」予告編もどうぞご覧ください。

= 上映作品 =

●超最新作●

『日本を戦場にするな』 2026年1月完成/48分/藤本幸久・影山あさ子監督作品

防衛省は2026年から中国、ロシアへ直接届くミサイルを全国6か所に配備する。弾薬庫も130棟の新設を計画。与那国は、宮古島は、沖縄は今、どうなっているのか。そして私たちの暮らす場所はどうなるのか。


●兵士たちの体験。それは未来を選ぶ手がかり●

『新・戦場の兵士』 2025年/103分/藤本幸久・影山あさ子監督作品

近藤 一さん(中国と沖縄で戦った元日本軍兵士)、アレン・ネルソンさん(ベトナムで戦った元アメリカ海兵隊員)、ジェフ・パターソンさん(湾岸戦争を拒否した元米海兵隊員)の物語。新編集・劇場公開版で上映(作品紹介は旧編集版にリンク)。


●沖縄で6カ月のロングラン上映作品●

『勝ちゃん-沖縄の戦後』 2024年/98分/藤本幸久・影山あさ子監督作品

沖縄戦をゼロ歳で生き延びた漁師・勝ちゃんの半生を通して描く沖縄の庶民の戦後史。宮森小学校米軍機墜落事故も、コザ暴動も、戦果アギヤーも、辺野古も、勝ちゃん自身の体験だ。「一人追込み漁」を編み出した優れた漁師の本気の海の世界も素晴らしい。


●島を守ると言って、再び兵隊たちがやってきた●

『宮古島からのSOS』2018年/60分/藤本幸久・影山あさ子監督作品

那覇から300キロ、台湾から400キロ、サンゴ礁の海に浮かぶ宮古島。集落ごとに御嶽(うたき)と呼ばれる聖地がある信仰の島だ。80年前の戦争では、飢餓とマラリアで多くの人々が亡くなった。今、ここに造られようとしているのは、陸上自衛隊ミサイル基地。宮古島住民と共に作った抵抗の始まりの物語。


= 料 金 =

1プログラム 1000円 1日券 2000円


=上映スケジュール=

3/27(金)

10:00 『勝ちゃん-沖縄の戦後』(~11:38)

13:00 『新・戦場の兵士』(~14:43)

15:30 『宮古島からのSOS』(~16:30)

18:00 『日本を戦場にするな』(~18:48)

上映後 オープニング・パーティ


3/28(土)

10:00 『新・戦場の兵士』(~11:43)

13:00 『勝ちゃん-沖縄の戦後』(~14:38)

15:30 『日本を戦場にするな』(~16:18)

17:00 『宮古島からのSOS』(~18:00)


3/29(日)

10:00 『勝ちゃん-沖縄の戦後』(~11:38)

13:00『新・戦場の兵士』(~14:43)

15:30 『日本を戦場にするな』(~16:18)

17:00 『宮古島からのSOS』(~18:00)

*各上映後、監督トークあり。製作中の「サーモン・ピープルの世界」予告編(6分)も上映。
*3/27は『日本を戦場にするな』上映後、オープニング・パーティ。映画の料金は申し受けますが、パーティは参加無料&持ちより歓迎。


= 会 場 =

Atlas 518


2026年2月15日日曜日

最新作は『日本を戦場にするな』 DVDの販売が始まりました!

日本政府による戦争準備が止まりません。
琉球弧の島々の軍事施設、訓練の拡大に加え、
沖縄・与那国島から北海道まで、ミサイル配備計画が進んでいます。
ミサイルを置けば、そこは攻撃目標になります。
琉球弧の島々で起きていることが、
これから日本中で起きてゆくことになるでしょう。

DVD『日本を戦場にするな』には、
沖縄の米軍基地と琉球弧の自衛隊基地の全容、
与那国島、宮古島の戦場を前提にした訓練、
北海道でのミサイル実射訓練、
どのようなミサイルを
どこに置こうとしているのかを収録しました。

大手メディアが伝えないなら
どうか、皆さんが「伝える人」になってください。

戦争は戦争が始まる前、
今、止めなくてはならないと
一層強く感じています。

*DVDのご注文方法は下にあります。



 上映時間:48分/2026年1月完成
 監督 影山あさ子・藤本幸久
 製作・著作 森の映画社

 定価 10,000円(上映権付)

*ご注文いただけば、DVDにご請求書と払い込み用紙を添えてお送りします。代金は到着後にお送りください。
*DVDは上映権付です。ご購入いただけば、有料でも、無料でも、何度でも自由に上映できます。但し、他の個人、団体へ貸し出しての上映や複製はできません。

*ご注文は以下からお送りください。





 

2026年1月27日火曜日

今年最初の上映は沖縄!琉球大学で「勝ちゃんー沖縄の戦後』、シアタードーナツは2月11日までロングラン上映中

 『勝ちゃんー沖縄の戦後』、沖縄でロングラン上映中。

 シアタードーナツで2月11日まで、毎日12:50から上映中。
 修学旅行生が見に来てくれたり、学校・クラスで見に来てくれたり、嬉しい上映も続いています。
 2月1日(日)は18:00から、藤本・影山監督トーク付で上映です。
 劇場でお待ちしています!

 琉球大学では1月31日(土)に13:00から上映です。
 上映後は、藤本・影山・勝ちゃんも参加して、学生たちとトークセッション。さて、勝ちゃん、どんなトークになるのかな? 楽しみです。