2010年3月22日月曜日

「アメリカ-戦争する国の人びと」上映始まりました@ポレポレ東中野

3月20日から、始まった「アメリカ-戦争する国の人びと」の上映(@ポレポレ、~4月16日)も、今日から2週目。第2週は、以下のタイムテーブルで上映します。

【第2週】3月27日(土)~4月2日(金)の上映タイムテーブル

10:10~ (C) Episode 5 「見えない人びと」&Episode 6 「ベトナムの記憶」
13:00~ (D) Episode 7 「抵抗」
15:15~ (E) Episode 8 「それぞれの春」+トーク (16:25~)
17:05~ (A) Episode 1 「高校」&Episode 2 「イラク戦争」
19:20~ (B) Episode 3 「戦死」&Episode 4 「先住民」 (終映20:23)

Episode 8の上映終了後、毎日、トークイベントを行っています。(第2週は、16:25~)

今週のゲストの方々は・・・・

3/27(土)● 三宅勝久さん(ジャーナリスト)
『自衛隊員が死んでいく』『自衛隊という密室』

3/28(日)●藤本幸久監督&影山あさ子プロデューサー Q&A

3/29(月)●須田木綿子さん(東洋大学社会学部教授)
『素顔のアメリカNPO-貧困と向き合った8年間』

3/30(火)●藤本幸久監督&影山あさ子プロデューサー Q&A

3/31(水)●中村剛さん(ギタリスト)
アレン・ネルソン(Episode6に登場)のギターの師匠。
CD『Answer Question and Blues』で共演

4/ 1(木)●土屋トカチさん(映像ディレクター)
『フツーの仕事がしたい』

4/ 2(金)●保坂展人さん(ジャーナリスト/前衆議院議員)

ゲストとスケジュールの一覧は、ここから


第1週のゲストトークの様子・・・

初日のゲストは、女優・演出家の結純子さん。
「アメリカ」は、人が人として、自然に出会える映画だと、話してくれました。学生時代から尊敬する結さんと「30年たって、やっと同じ舞台に立てました」と藤本監督。


2日目のゲストは、噺家の橘屋扇三師匠。
「落語家は社会のアラで飯を食い」と、時事ネタで、一席。
映画の後に、また、たくさん笑いました。


山本英夫さん(写真家)沖縄・辺野古で、撮影しています。
その写真の一部は、劇場でも展示中。4月には、中野で写真展も。


森住卓さん(報道写真家)
12月末から取材したアフガニスタンの最新報告。劣化ウランを原因が思われる被害が増えているカンダハールの病院を取材した様子をお話してくれました。



小林アツシさん(映像ディレクター)
 沖縄の基地や日本と現代の戦争との関わりを精力的に作品にしています。
日本の基地問題や戦争について、熱いトーク。


本田孝義さん(映像作家)
「船、山にのぼる」などの作品を手がける映像作家。
8時間のドキュメンタリーだと言うことも、それを上映しているポレポレ東中野も、日本映画史に特筆すべき事件だ!と話してくれました。


若松孝二さん(映画監督)
「実録 連合赤軍」「キャタピラー」で話題の若松監督、自身が見たパレスチナ難民キャンプでの虐殺、幼い頃の空襲の記憶から、「戦争は、絶対ダメ!」と熱いトーク。
この夏公開の「キャタピラー」楽しみです~。


ゲストとスケジュールの一覧は、ここから


嬉しいのは、とりわけ20代、30代の人たちに、とてもまっすぐ映画を受け止めていただいていること。

*今日はアメリカの人たちと本当に会って話しをしたと感じました。(20歳)

*仲のいい友達と会話しているような感覚で自然と引き込まれていく。人を通して他人事でなく感じるアメリカの現実。(30歳)

*自分は今まで、(映画に出てくる人たちの)どの顔を指して、「アメリカ」と呼んできたのか。(米留学経験者)

~~みなさんのご来場、お待ちしています~~

2010年2月4日木曜日

ゲストトークスケジュール

「アメリカ-戦争する国の人びと」の上映期間中、4週間、毎日、豪華ゲストトーク。
@ポレポレ東中野

【第1週】3/20(土)~3/26(金)20:20~

3/20(土)●結純子さん(女優・演出家)
ひとり芝居『地面の底が抜けたんです』『道行きのえにし』他

3/21(日)●橘家扇三さん(落語家)

3/22(月)●山本英夫さん(フォトグラファー)
『沖縄・辺野古”生きている”って伝えたい』

3/23(火)●森住卓さん(フォトジャーナリスト)
写真集『セミパラチンスク』『イラク湾岸戦争の子供たち』

3/24(水)●小林アツシさん(映像作家)
『基地はいらない、どこにも』『軍事工場は、今』『どうするアンポ』他

3/25(木)●本田孝義さん(映像作家)
『科学者として』『ニュータウン物語』『船、山にのぼる』

3/26(金)●若松孝二さん(映画監督)
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』、『キャタピラー』

【第2週】3/27(土)~4/2(金) 毎日16:25~

3/27(土)● 三宅勝久さん(ジャーナリスト)
『自衛隊員が死んでいく』『自衛隊という密室』

3/28(日)●藤本幸久監督&影山あさ子(本作プロデューサー) Q&A

3/29(月)●須田木綿子さん(東洋大学社会学部教授)
『素顔のアメリカNPO-貧困と向き合った8年間』

3/30(火)●藤本幸久監督&影山あさ子(本作プロデューサー) Q&A

3/31(水)●中村剛さん(ギタリスト)
アレン・ネルソン(Episode6に登場)とCD『Answer Question and Blues』で共演

4/ 1(木)●土屋トカチさん(映像ディレクター)
『フツーの仕事がしたい』

4/ 2(金)●保坂展人さん(前衆議院議員)


【第3週】4/3(土)~4/9(金)11:30~

4/ 3(土)●佐藤真紀さん(日本イラク医療ネットワーク事務局)

4/ 4日)●志葉玲さん(ジャーナリスト)
『たたかう!ジャーナリスト宣言-僕の観た本当の戦争』

4/ 5(月)●岡本厚さん(岩波書店『世界』編集長)
普天間基地「移設」問題とは何か

4/ 6(火)●比嘉真人さん(沖縄・高江在住、『やんばるからのメッセージ』制作者)

4/ 7(水)●上原成信さん(沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック)

4/ 8(木)●谷山博史さん(日本国際ボランティアセンター代表)
最新アフガニスタンレポート

4/ 9(金)●吉田正司さん(沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック)

4/10(土)●土井敏邦さん(ビデオ・ジャーナリスト)

4/11(日)●小森陽一さん(東京大学教員/9条の会事務局長)

4/12(月)●伊藤千尋さん(朝日新聞記者/元中南米特派員)

4/13(火)●鎌仲ひとみさん(映像作家/六ヶ所村ラプソディー)

4/14(水)●増山麗奈さん(桃色ゲリラ主宰/映画「桃色ジャンヌダルク」主演)

4/15(木)●藤本幸久監督 Q&A

4/16(金)●福間健二さん(詩人・映画監督)

2010年1月15日金曜日

アメリカ-戦争する国の人びと


戦争大国・アメリカ、内側の真実。8時間14分。
アメリカ-戦争する国の人びと
藤本幸久監督作品

企画・製作・著作 森の映画社
2010年/カラー/494分(8時間14分)

プロデューサー:影山あさ子/撮影:栗原良介、藤本幸久、中井信介、影山あさ子/編集:藤本幸久、栗原良介/インタビュアー:影山あさ子/コーディネーター:加藤鈴子、福原顕志/字幕:影山あさ子

主な登場人物の一覧はこちらから

映画のチラシはこちらから

DVD:個人視聴用2万円・図書館価格6万円・上映権付DVD10万円

戦争する国に暮らすということは、どういうことなのか・・・。
2006年から始まった1年半に渡る撮影の集大成。藤本幸久監督、渾身の8時間14分。

どの戦争でも、兵士になるのはその国の普通の若者たちだ。
映画「ONE SHOT ONE KILL」が、その入り口を描いたものだとすれば、「アメリカ-戦争する国の人びと」は、若者たちのその後を描いたものといえるだろう。二十歳そこそこの若さで、戦争を経験した人々は、その後、どのような人生を生きてきたのか。

ベトナムからイラクまで---アメリカの戦争体験がここにある。

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映画は8つの物語から構成されている。
(①高校、②イラク戦争、③戦死、④先住民、⑤見えない人々、⑥ベトナムの記憶、⑦抵抗、⑧それぞれの春)

それぞれ独立しつつ、響きあう8つの物語を通してみるとき、今まで知らされなかったアメリカの本当の姿が見えてくる。

<Episode 1: High School / 高校>


高校生が軍隊について持っているイメージを問えば、「強さ」、「大学の学費」、「社会保障」、「職業訓練」と答えが返る。カリフォルニア州バークレー高校。日々、軍隊の勧誘と宣伝のターゲットとなる高校生たちに、元教師のスーザン・キンランと元海軍兵士のパブロ・パレデスが、入隊を決める前に考えてほしいと、軍隊の実情や経験を語る。(30分)


<Episode 2: Iraq / イラク戦争>



イラク帰還兵たちが、戦場での経験を語る。間近に目撃した死、人を殺す経験、PTSD、劣化ウランによる被曝、そして彼らを支える家族たち。イラクやアフガンでの戦争にすでに150万人以上のアメリカの若者が送られた。(79分)



<Episode 3: Gold Star / 戦死>



イラクでの米軍の戦死者も4,000人を越えた。2004年4月にバグダッドで戦死したケーシー・シーハンの母シンディ、2004年8月にナジャフで戦死したアレックス・アレドンドの父、カルロスにとっても、他の4千余名の家族にとっても、子供を失う悲しみはは永遠だ。(31分)



<Episode 4: Indigenous / 先住民>


メキシコ系住民が多数を占めるサンアントニオ市にあるケリー空軍基地。周辺住民や基地労働者は、多発するがんや白血病に苦しめられ、健康被害は子や孫にも及んでいる。アメリカは戦争を繰り返しながら、領土を拡大してきたが、テキサス州もかつてはメキシコだ。住民たちこそ、元々、この地に暮らし続けてきた人びとの末裔なのだが…。(42分)


<Episode 5: Invisible / 見えない人びと>


アメリカでは、350万人がホームレスと言われている。ワシントン州サーストン郡(人口24万人)でも、その数は700人を超える。とてもシェルターには入りきれない。人目を避け、森の中に暮らす人びと…。ホームレスの3人に一人は、イラク、アフガン、ベトナム、コソボ、パナマ・・・様々な戦争を経験した元兵士たちだ。(68分) 



<Episode 6: Vietnam / ベトナムの記憶>


のべ260万人の米軍兵士が送られたベトナム戦争。終わって30年以上経つが、多くのアメリカ人にとって、それは未だ脳裏を去らない出来事だ。かつての若者たちは、ベトナムで何を見、その後どうやって生きてきたのか・・・3人の帰還兵が語る。(66分)




<Episode 7: Resist / 抵抗>


アメリカの歴史は戦争の歴史。しかしそれは同時に、戦争を拒否した兵士たちの歴史でもある。それぞれの時代に、抵抗し、戦争を拒否した兵士たちがいた。ベトナム戦争、湾岸戦争、そして、今日も続くイラク戦争でも。(109分)








<Episode 8: Springs / それぞれの春>


共に歩く伴侶を得たり、家族が増えたり、元兵士やホームレスの人たちの暮らしにも、少しずつ変化が訪れる。前に向かって歩き始めた人びとがいる一方、ホームレスの暮らす森では殺人事件も起きる。ブートキャンプ(新兵訓練所)を卒業して、若者たちはまた、戦場へ送られてゆく。いまだ終わらぬ戦争に、今日も声を上げ続けるおばあちゃんたち。旅の終わりに訪れた2008年、それぞれの春の景色。(69分)


主な登場人物はこちらから

2010年1月14日木曜日

アメリカ-戦争する国の人びと(主な登場人物)

Episode1:High School / 高校

パブロ・パレデス
元海軍兵士。高校生に体験を語る。
スーザン・キンラン
元高校教師
バークレー高校の生徒たち
Episode2:Iraq / イラク戦争

元海兵隊 ショーン・オニールと戦友たち
2003年、イラク侵攻作戦に参加


アデール・クベイン
州兵の娘がイラクへ派遣


ダレル・アンダーソン 元陸軍兵士 2004年イラクへ派遣、2005年カナダへ逃亡




アニータ・デニス
ダレルの母







ハナン・スアレスディアス
元海軍衛生兵。ラマディへ派遣。








デニス・カイン
元陸軍兵士
湾岸戦争で劣化ウランに被爆










ハーバート・リード
イラク戦争で劣化ウランに被爆









Episode3:Gold Star / 戦死




カルロス・アレドンド
息子のアレックスがイラクで戦死








シンディー・シーハン
息子のケーシーがイラクで戦死










カルロスとシンディー
2007年のイースター
キャンプ・ケーシー










ピンク・ポリスのみなさん
ブッシュ大統領に
プロテスト






ポートランドのおばあちゃんたち
軍の新兵募集所を封鎖











Episode4:Indigenous / 先住民



ルーベン・ソリス
先住民から見たアメリカ史を語る










ディアナ・ロペス
空軍への入隊を思いとどまった







ケリー空軍基地の基地汚染に取り組むユニオンのスタッフ



ヘナロ・レンドン








ジル・ジョンストン










基地被害に苦しむテキサス州サンアントニオの住民たち




カルメロ・カシージャス
元基地労働者









ビクター・サンミゲル
基地周辺住民
甲状腺がんに苦しむ







ヨランダ・ジョンソン
子や孫が骨の異常に苦しむ













ロバートとルーペ
ルーペと娘は甲状腺がんに苦しむ






Episode5:Invisible / 見えない人びと



森に暮らすホームレスの調査










ホームレス支援施設
ブレッド&ローズ










ジョン・ラグランド
元海兵隊員
コソボへ派遣









サージ
元海兵隊員
中米に派遣










スティーブ・ローレンス
元陸軍兵士
アフガニスタンに派遣








トム・スタンフィールド
ブレッド&ローズスタッフ
元陸軍兵士












ロブ・リチャーズ
ブレッド&ローズ事務局責任者
元海軍兵士








キャンプ・キホーテ
ホームレスの自主テント村






キャンプの住人たち









ジェシー









ランディ








アニー









ビル
キャンプを支援する牧師








救世軍の給食サービスで昼食をとる若者たち











Episode6:Vietnam / ベトナムの記憶





アレン・ネルソン
元海兵隊員









ルディ・ラミレス
元陸軍兵士








ポール・マーチン
元海軍兵士







Episode7:Resist / 抵抗





マイケル・ウォン
元陸軍兵士
ベトナム戦争を拒否






ジェフ・パターソン
元海兵隊員
湾岸戦争を拒否









スーザン・スウィフト
陸軍兵士
イラクへの再派遣を拒否











アーレン・ワタダ陸軍中尉
イラク派遣を拒否












キャロライン
ワタダ中尉の母









ワタダ支援行動の皆さん








イラク戦争を拒否する兵士の家族たち




アニータ・デニス











ヘルガ・アグワヨ







Episode8:Springs / それぞれの春





ブートキャンプの新兵たち









ニューヨーク
おばあちゃん平和旅団のみなさん










パブロと詩織、二人の子供たち










ダレル
26歳の春











キャンプ・キホーテに木の家がたった














森で二人のホームレスが殺された








トム
殺人事件の現場で