2020年1月17日金曜日

森の映画社・沖縄県議会取材拒否事件 証人尋問のお知らせ(1月24日 那覇地裁)

森の映画社の映画を応援して下さっているみなさまへ

2020年もどうぞよろしくお願いいたします。

2017年に森の映画社が沖縄県議会の取材を拒否された事件はご記憶のでしょうか。辺野古の岩礁破砕差し止め訴訟の提起が県議会の議案となった際、私たちの取材申請が拒否された事件です。

2017年8月に提訴した裁判で、ようやく1月24日に那覇地裁で13:30から証人尋問が開かれることになりました。証人は、取材を拒否した新里米吉沖縄県議会議長と原告の藤本幸久監督(森の映画社)です。

多くのみなさまに、傍聴に来ていただきたいと願っています。


私たちは議会事務局を通じて、本会議の当日まで、何度も議長に翻意を求めましたが、許可されず、不許可の理由も一切、示されませんでした。憲法で保障された国民の知る権利、報道・取材の自由、表現の自由の 重大な 侵害です。沖縄県議会記者クラブ加盟社にのみ自由な取材を認め、それ以外の者には理由も示さず取材を拒否することは、差別と考えます。

2017 年 8 月の提訴以来、沖縄県が一貫して主張していることは「森の映画社は記者クラブに所属していない」「報道機関ではない」ので、取材・報道の自由を認める必要がない」ということです。森の映画社が記者クラブに準加盟した後も、「準会員は正会員より能力と資質に劣る」と何の根拠も示さず主張しています。

和解の提案も県側は拒否、「なぜ、取材を拒否したのか」の理由と経過は、今も明らかにされません。今回の証人尋問で明らかになること願っています。

知事や沖縄県民の意志が反映される沖縄県と県議会であるよう、 私たちも願っています。
多くのみなさまに、この裁判の行方に関心を持っていただけたら幸いです。

証人尋問は1月24日(金)13:30~ですが、傍聴券が抽選となるため、傍聴希望の方は、恐れ入りますが、12時55分から13時10分までに102号法廷にお越しください。

どうぞよろしくお願いいたします。

森の映画社
藤本幸久(原告)
影山あさ子


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