2016年9月3日土曜日

「高江-森が泣いている」緊急上映、開始します。

 藤本幸久 影山あさ子 共同監督作品

映画「高江ー森が泣いている」

【公開日程】

東京・ポレポレ東中野 10/15(土)より

最初の1週間、毎日、上映後、藤本幸久監督とゲストのトークあり。
初日ゲスト 佐々木弘文さん(高江の現地阻止行動リーダー)
10/16(日) 金平茂紀さん(ジャーナリスト・TBS報道特集キャスター)
10/18(火) 辛淑玉さん(人材育成コンサルタント)
10/19(水) 小森陽一さん(東京大学大学院教授・九条の会事務局長)

沖縄・桜坂劇場 10/15(土)より
愛知・名古屋シネマテーク 10/29(土)より

【上映権付DVD ただいま予約受付中】
申し込み方法は→こちら

主な内容
7月の参議院選挙/全国からの機動隊導入/住民の会記者会見/座り込みテント撤去阻止のたたかい/伊集東村長と与党県議団の懇談の様子/8月5日 N1裏集会/砂利搬入阻止の早朝行動


私たち、森の映画社・沖縄撮影スタッフは、2014年7月1日の辺野古新基地建設着工から、現場に張り付き、辺野古を中心に沖縄を撮り続けている。映画「圧殺の海」(2015年)、圧殺の海 第2章「辺野古」(2016年)をまとめた後、元海兵隊員によるレイプ殺人事件が起きた。事件に抗議して6月に開かれた沖縄県民大会、7月の参議院選挙と撮影を続けていた時、「高江に機動隊がやってくる」との知らせが入った。
高江での撮影に入った。

辺野古と高江と普天間は、ひと続きのものだ。

普天間基地に配備されたオスプレイは、高江で訓練する。新基地が出来れば、辺野古から飛び立ち、高江で訓練をする。すべては、次の戦争のための準備だ。

7月10日の参議院選挙の翌朝、機動隊に守られて、工事用資材の搬入が始まった。7月22日早朝から、警察・機動隊が県道を10時間にわたり封鎖。機動隊の壁を作り、市民と車両を力ずくで排除、抗議行動の拠点となっていたテントを破壊した。

沖縄県警、東京の警視庁、千葉県警、神奈川県警、愛知県警、大阪府警、福岡県警・・・全国から動員された500名の機動隊による激しい暴力。

高江は今、戒厳令状態だ。

留まり続ける数百名の機動隊による排除が繰り返され、県道を封鎖し、毎日、トラック10台分の砂利が運び込まれている。工事を少しでも遅らせようと、市民の阻止行動も続いている。

7月10日から一ヶ月、私たち森の映画社の撮影スタッフは、高江で起きていることに付き合い、撮影を続けてきた。今、高江で起きていることを全国の人たちに伝えなければならないと、急きょ、1本の記録映画にまとめることにした。

今、高江で起きていることは、これから起きることの序章なのかもしれない。
500名の機動隊導入も、「緊急事態条項」を先取りするかのようだ。

9月16日には、国が翁長知事を訴えた辺野古埋立承認取消違法確認訴訟の判決が出る。国が勝訴すれば、辺野古の工事も、また始まるだろう。
力ずくで沖縄の民意を圧殺しようとしている安倍政権、抵抗を続ける県民たち。

高江を今、ぜひ映画で見て欲しい。


東村・高江

東村・高江のある沖縄本島北部、やんばるの森は、天然記念物のノグチゲラやヤンバルクイナも棲む自然の宝庫。しかし、その森には米軍の北部訓練場があり、ヘリコプターによる低空飛行訓練、ジャングル戦闘訓練、サバイバル訓練が日常的に行われている。
1996 年、日米両政府は北部訓練場の北半分の返還と返還予定地にあるヘリパッドの高江周辺への移設に合意、人口約 140 人の集落・高江を取り囲むように、6箇所のヘリパッドをつくる計画が持ち上がる。
住民たちの反対にもかかわらず、沖縄防衛局は2007年に建設工事に着手。これまでに2箇所のヘリパッドが作られたが、住民たちは、建設現場への出入り口を封鎖し、座り込んで、工事着工を阻止し続けている。
新たなヘリパッドは、海兵隊の新型輸送機・オスプレイのためのもので、従来のヘリコプターより騒音も墜落の危険も上回る。


【上映権付DVDを1万円で販売します】

記録映画「高江-森が泣いている」は、全国どこでも上映できるよう上映権付DVD1万円で販売しています。

上映権付DVDは、DVDを購入された個人・団体が主催する上映会を開くことが出来ます。(コピーしたり、他の個人・団体へ貸し出すことはできません)

*お申し込み方法*

以下の内容をFAX 011- 351-1068までお送りいただくか、メール(marinesgohome@gmail.com)でお送りください。

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