2014年10月12日日曜日

緊急上映「圧殺の海-沖縄・辺野古」

                                                     
10月25日(土)から桜坂劇場で緊急上映。
                                                     
11/24、25、30 新横浜・スペースオルタ 上映決定

2014年7月1日、安倍首相が集団的自衛権を閣議決定した同じ日に、辺野古の新基地建設が着工された。巡視船やゴムボート、特殊警備艇、警戒船など、最大80隻にもなる船で埋め尽くされた辺野古の海。反対する人たちを力ずくで抑え込みながら、有無を云わさず工事をすすめる日本政府。海で、基地のゲート前で、毎日、激しい攻防が続けられているが、本土のマスメディアの体温は今までになく低い。

 周到に築き上げられてきたこの無関心の壁に穴を穿って、辺野古の闘いの“いま”を伝える自主制作の映像が届けられた。現地で闘う市民たちと森の映画社が協力して作り上げたドキュメンタリーである。炎天下の日中も、台風前の雨の中も、ゲート前に座り続ける人びと、両手を広げて工事用のトラックの前に立つおじぃやおばぁたち、体一つでカヌーで海へこぎ出す人びとの魂の熱量がそのまま映し込まれているこの映像は、軍事大国への兆しの時間に、日本人が向き合うために世に送り出された。


監督:藤本幸久 影山あさ子
撮影:栗原良介 藤本幸久 影山あさ子 比嘉真人
水中撮影:牧志治
編集:栗原良介
音楽:the yetis
ナレーター:影山あさ子 
写真:豊里友行
映像提供:北限のジュゴン調査チーム・ザン
2014年/森の映画社/90分(予定)


                          
 戦争できる国づくりの最前線 
                            
監督: 藤本幸久 影山あさ子

沖縄県民は、何度、NOの声をあげたことだろう。あらゆるデモクラシーの手段を尽くして。

ついにその声を日米政府がかえりみることはなかった。7月1日、安倍首相が集団的自衛権を閣議決定したと同じ日に、辺野古の新基地建設が着工された。

警察・機動隊、海上保安庁を前面に立てて、反対する人たちを力ずくで抑え込みながら、工事をすすめる日本政府。

しかし、たたかいは続いている。キャンプ・シュワブのゲート前で、辺野古の海で、今日も、沖縄の人たちの誇りをかけた抗議と抵抗が続けられている。炎天下の日中も、台風前の雨の中も、ゲート前に座り続ける人びと、両手を広げて工事用のトラックの前に立つおじぃやおばぁたち。体一つで、カヌーで海へこぎ出す人びと。屈しない人たちがいる。

巡視船やゴムボート、特殊警備艇、警戒船など、最大80隻にもなる船が、辺野古の海を埋め尽くす。おじぃやおばぁたちは、「まるで、沖縄戦当時のよう」と言う。

海底の調査を地上の作業で代替するというインチキなボーリング調査。勝手に制限ラインを設定し、報道機関の船が工事海域に近付くことも妨害し、連日、幾人ものカヌー隊員を拘束し、排除を続ける「海猿」海上保安官たち。眼鏡を壊されて顔にけがをした人も、頸椎捻挫になった人もいる。

ブイがおかれ、立入禁止と書かれたフロート(浮具)で仕切られ、掘削用の台船が設置され、真黒なゴムボートが浮かぶ物々しいシュワブ沿岸。彼らのゴムボートが走り回る真下に、ジュゴンが海草を食む藻場がある。警備会社の船が錨を下ろす真下に、ユビエダハマサンゴの大群落がある。イノーの中を今日も、海ガメが泳ぎ、カーテンのように群れをなして魚たちが泳いでいる。

日本人同士の衝突をよそに、シュワブの浜では水陸両用戦車が走り回り、フロートの近くで、海兵隊員たちがシュノーケリングに興じている。

この海は、誰のものなのか。

ここに造られようとしているのは、普天間基地の代替施設では、とうにない。耐用年数200年、オスプレイ100機、揚陸強襲艦が運用可能な最新鋭の基地なのだ。
どこが戦場になるのか。誰が戦場へ行くのか。

安倍首相の「戦争する国」づくりの最前線、辺野古。
私たちは、今日も、そのど真ん中で、カメラを回し続けている。
今起きている本当のことをあなたに観てもらうために。
あなたに、未来を一緒に考えてもらうために。


        作中の言葉から        

稲嶺進 名護市長
“絶対に今年は、あの人に、良い正月を迎えさせるようなことはさせないように。“


伊波洋一 元宜野湾市長
“基地建設には、明確な目的があります。戦争をするためです。辺野古に新基地をつくらせていないということは、戦争を止めているということ。沖縄を戦争の道具にさせないためには、辺野古に基地をつくらせてはならない。”

具志堅隆松
沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表
”沖縄戦を学習するということは、生存のため、生き残りのための学習をするということ。今また、『戦前』がつくり出されようとしている。子供たち、孫たちに、戦争のない生き方を選択するということを私たちが行動で示さなければ、沖縄戦で亡くなった人たちの死が無駄になってしまう。戦争の時代を子供たちに残してはいけない。”


                            
= 上 映 予 定 =
                            
【沖縄・那覇市】






【神奈川県・横浜市】

2014年9月1日月曜日

『速報 辺野古のたたかい 2014年8月』完成

速報 辺野古のたたかい 2014年8月
ブイ設置・ボーリング強行、8.23ゲート前大集会


沖縄の最前線を伝える、森の映画社、沖縄ニューズリール・シリーズ最新号。
本日完成、9月4日より普及開始!
シリーズの詳細とDVDの申込方法は、こちら


工事のために、海にも立ち入り制限区域がつくられる。ブイとフロート(浮き具)の設置が始まり、沖には20隻近い海上保安庁の巡視船、沿岸にはゴムボートや特殊警備艇がひしめく。80隻近い船が辺野古の海を取り囲む様は、まるで沖縄戦の時のようだ。抗議の意思を示し、工事を止めようと海に出る抗議船やカヌー隊。その進路に立ちふさがり、反対する人たちを制圧する海上保安庁の「海猿」たち。連日、無防備なカヌー隊を幾人も、繰り返し拘束する。海底ボーリングを地上の作業で代替するというインチキなボーリング。彼らは、一体、誰から何を守ろうとしているのか。8月23日、キャンプ・シュワブのゲート前に、沖縄中から集まった3600人の大集会。(31分)

2014年8月7日木曜日

今、見てほしい。みんなに伝えて欲しい。

沖縄ニューズリール No.6
『速報 辺野古のたたかい 2014年7月』が完成しました。

戦争できる国づくり、その最前線で何が起こっているのか。
ぜひ、今、見てください。
そして、一人でも多くの方に、何が起こっているのか伝えてください。


★DVDは、8月11日より発送可能です。DVDの詳細、申込方法は、こちらから。



=緊急上映会=

8月27日(水)【札幌】 かでる2.7 1050会議室
①14:30~ ②18:30~ 入場無料
上映作品 沖縄ニューズリール No.6『速報 辺野古のたたかい2014年7月』
+藤本幸久監督、影山あさ子監督の現地レポート
同時上映 『沖縄でたたかった北海道の若者たち』『沖縄戦の少女たち』
問い合わせ:影山事務所/森の映画社札幌編集室

8月23日(土)・24日(日) 【横浜】 スペースオルタ
戦争の文化/平和の文化-森の映画社の映像を観て-
2日間、全作品、藤本幸久監督の解説付きで上映!

8月23日(土) 戦争の文化を考える
①戦争の記憶/第4巻 『近藤一 日中戦争と沖縄戦』(2014年/61分)
②『One Shot One Kill international version』(2011年/68分)
戦争の記憶/第1巻『沖縄で戦った北海道の若者たち』(2014年/22分)
 『アレン・ネルソン-ベトナムの記憶』(2009年/52分)

8月24日(日) 平和の文化を考える
笹の墓標 第3章 『遺族』(2013年/109分)
笹の墓標 第4章『未来へ』(2013年/121分)
沖縄ニューズリール
 No.6『速報 辺野古のたたかい2014年7月』(26分)を含む3~4本上映

★1日券 1500円(飲み物付き) 2日通し券 2000円(飲み物付き)
★予約・問い合わせ: スペース・オルタ 電話/FAX 045-472-6349

8月24日(日) 網走 エコーセンター3F 視聴覚室
第47回 網走市母親大会2014
開場 13:20 参加費500円
影山あさ子監督の現地レポートと上映

上映作品:
『One Shot One Kill international version』(68分)
戦争の記憶 第1巻 『沖縄で戦った北海道の若者たち』(22分)
沖縄ニューズリール No.6




2014年5月7日水曜日

「ラブ沖縄@辺野古・高江・普天間」 無煙映画大賞特別賞

日本禁煙学会が主催する2013年度の無煙映画大賞特別賞に、「ラブ沖縄@辺野古・高江・普天間」が選ばれました。
無煙映画大賞 ⇒ http://www.nosmoke55.jp/movie/

授賞理由は・・・

<特別賞> 「ラブ沖縄@辺野古・高江・普天間」(藤本幸久・影山あさ子監督)
多くの基地を抱える沖縄を舞台にしたドキュメンタリーはいくつかありますが、そのほとんどの作品にはタバコが出てきます。この作品ではタバコの場面はなく無煙の作品としたことはすばらしいことです。これからも無煙のドキュメンタリーを制作されるよう祈念し、ここに無煙映画大賞特別賞を授与します。

だそうです。


どこかで、映画を観てくれる方が居る、評価してくださるというのは、やっぱり嬉し。

表彰式 日時:2014年6月1日(日)14:10~ 場所:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール(入場無料)

2014年5月1日木曜日

戦争の記憶シリーズ


=授業に!学習会に!=

戦争の記憶 第1
沖縄で戦った北海道の若者たち


満山凱丈さん 沖縄戦当時22s

北海道の若者は、1万人以上、沖縄戦で亡くなった。
北海道上士幌町出身の満山凱丈(みつやま・よしたけ)さんは、1944年、21歳の時に沖縄へ送られ、翌45年に沖縄戦で戦った。満山さんが所属した歩兵中隊170人のうち、生き残ったのは3人だけだった。「地獄はあの世にあるのではなく、この世にある」と感じたという満山さん。満山さんの語る戦場の体験と、アメリカ軍の撮影した沖縄戦の映像、そして現在も続けられている遺骨発掘の様子から、どのような戦場で、若者たちはどのように死んでいったのかが、浮かび上がる。どんな時代の戦争でも、兵隊になるのはその時代の若者たちなのだ。
藤本幸久プロデュース 影山あさ子監督/森の映画社 2014年 /DVD(22分)


戦争の記憶 第2巻 沖縄戦の少女たち
 
中程シゲさん 当時16歳
島袋文子さん 当時15歳
沖縄戦で12万人以上の沖縄県民が亡くなったが、そのうち94千人は軍人ではない、一般の住民だった。沖縄戦当時、島袋文子さんは15歳で、目の見えない母親と幼い弟を連れて、戦場を逃げまどう中、多くの非業の死を目にする。自身も避難した壕で、火炎放射器で半身を焼かれた末、捕虜になった。16歳だった仲程シゲさんは親戚や家族と一緒に、壕から壕へ逃げ続け、摩文仁の丘で米軍の捕虜になった。手りゅう弾で集団死しようとした叔父を思いとどまらせた母のおかげで生き延びた。
過酷な戦場を生き延び、たくさんの非業の死を背負って生きてきた二人の少女がその体験を語る、同時代の「戦争の記憶」

藤本幸久プロデュース 影山あさ子監督/森の映画社 2014年 /DVD(22分)
DVD それぞれ3000円で発売中。
お申込み・お問い合わせは森の映画社・札幌編集室まで
(HPトップにお問い合わせフォームがあります)

2014年3月9日日曜日

「東アジアに平和を!」全国上映キャラバン始まります!

札幌(3月13日)から与那国島(5月18日)まで、藤本幸久監督が、「笹の墓標」「沖縄ニューズリール」を上映して全国を回ります(影山監督は、期間中、北海道内のキャラバン上映を担当)。
私たちの希望と未来はどこにあるのか、一人でも多くの方に届けて行きたいと思います。

全国上映キャラバンの詳細は、こちら

最初の上映は札幌です。ぜひ、ご来場ください。

”藤本監督、行ってらっしゃい!”上映会

●場所 札幌市教育文化会館●
中央区北1条西13丁目

●時間/上映するもの●

13:45 開 場
14:00 「笹の墓標」第五章 私たち
16:00 沖縄ニューズリール No.1
「県知事埋め立て承認と名護市長選挙」
18:00 「笹の墓標」第四章 未来へ
20:10 沖縄ニューズリール No.2
伊波洋一「辺野古新基地は、戦争準備」
20::31 終了予定

●参加費●
どこから観ても、どこまで観ても 1000円

2013年11月14日木曜日

ただ今、全国公開中「笹の墓標」

撮影15年。
日本、韓国、在日コリアンの若者たちの歩みを描く「笹の墓標」
2013年夏より、全国公開中。

作品紹介、予告編、上映スケジュールなどの詳細は、こちらから

「笹の墓標」のfacebookページ
https://www.facebook.com/sasanobohyo