2011年3月29日火曜日

辺野古キャラバン・ファイナルin神戸、無事終了~4月2・3日は長野で上映

Cinema KOBEの9日間、ご来場いただいたみなさん、駆けつけてくれた友人のみなさん、ゲルを建てて盛り上げてくださったモンゴル系のみなさん、自作の映画を持ち寄って上映してくださったみなさん、沖縄からのメッセージを届けてくれたKEN子さん、声帯文藝館で盛り上げてくださったパギさん、はるまさん、裏方に徹して奮闘してくださった神戸のみなさん、そしてCinemaKOBEの三幣さんはじめスタッフのみなさん、プラネットEartHのみなさん、ありがとうございました。

日ごろはピンク映画を上映している映画館でしたので、「辺野古ってどんなポルノや?」というお問い合わせを頂いたり、また、映画館の前に建てたゲルには、好奇心いっぱいの子供たち(や酔っ払いのおっちゃんたち)がたくさんやってきたり、楽しいこともたくさんありました。

「震災と原発で、映画どころではないかな~」、「深刻な事態が起こったら、上映中止かな~」などと思いつつの幕開けでしたが、まずは、楽日まで上映できたことに感謝。同時開催の早川季良さんの石炭画展にも800名を超える方々のご来場を頂きました。

人として生き方に強く共感させられる「花であること」、たとえ原発震災が日本にどんな事態をもたらそうとも、大地とともに生きる草原の民の暮らしは、続いて行くのだと感じさせてくれたモンゴルの記録映画「ツェルゲル」。沖縄の今と私たちを結んでくれたKEN子さん、魂が揺さぶられるパギさんとはるまさんの「泥の河」。映画も文化も音楽も、どんな時にも必要なのだと改めて感じさせていただく機会となりました。

震災後、いくつかの上映が中止・延期となり、原発の行方も不安な中、私たち自身もこれからどうして行けば良いのか、自らの不安と悩みと同時並行の上映でしたが、多くの方々との出会いの中で、覚悟も決まったというか、やるべきことが見えてきたような気がします。

緊急に「原発震災・ニューズリール」のシリーズを作ることを決めました。
政府による情報の一方的垂れ流し(大本営発表)と闘わなければなりません。
(「ニューズリール」のNo.1は、神戸上映中に製作した京都大学原子炉研究所の小出裕章さんのインタビューです。)

神戸上映は、ファイナルと銘打ちましたが、今後もキャラバンは、地域ごとに続けてゆきたいと思っています。この期に及んでも、日本とアメリカ政府は、新基地建設を諦めないのですし、原発震災の本当のことも日本中に知らせていかなければならないと思っています。


4月の上映は、長野です。
お近くの皆さま、ぜひ、足をお運びくださいませ。

4月2日 松本(あがたの森文化会館) 第1部10:30~ 第2部 13:40~
4月3日 坂城町 14:00~ @坂城町中心市街地コミュニティセンター
上田市 17:30~ @上田勤労者福祉センター

詳細は辺野古キャラバン日程からご確認ください

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