藤本幸久・影山あさ子プロフィール

藤本幸久(ふじもと・ゆきひさ)



(プロフィール)

藤本幸久:1954年三重県四日市生まれ。土本典昭監督の助監督を経て1992年初監督作品「教えられなかった戦争―侵略・マレー半島」(共同監督 高岩仁)。作品に「森と水のゆめ」(1998年)、「闇を掘る」(2001年)など。「Marines Go Home」の撮影で沖縄と出会い、2006年からのアメリカ取材へとつながった。2004年より継続して沖縄を撮影中。2010年9月からは、沖縄・アメリカ・海兵隊を描く自作を持って、「辺野古を考える全国上映キャラバン」に取り組む。
2011年3月11日の東日本大震災以降、未曾有の原子力災害の中、一人でも多くの人に、自らの頭で考える材料を届けたいと、<原発震災・ニューズリール>シリーズを製作・上映・普及。
2014年7月に辺野古新基地が着工となってから、文字通り、現場に張り付き、撮影中。
北海道新得町在住。「映画は希望を描くもの」が信条。



(filmography)


1992年、初監督作品「教えられなかった戦争-侵略・マレー半島」(共同監督 高岩仁)。

「森と水のゆめ~大雪・トムラウシ~」(1998年)
 ムンバイ国際映画祭正式出品作品(インド)
 カトマンズ国際映画祭招待作品(ネパール)
 トレント国際映画祭(イタリア)正式出品作品

「闇を掘る」(2001年)
 アンカラ国際映画祭招待作品(トルコ)
 レティナ国際映画祭準グランプリ受賞(ハンガリー)

Marines Go Home-辺野古・梅香里・矢臼別」(2005年)
山形国際ドキュメンタリー映画祭招待作品(New Docs Japan)、
イスマイリア国際映画祭(エジプト)正式出品作品、
ゴールデン・ミンバール国際ドキュメンタリー映画祭正式出品作品(タタルスタン共和国/ロシア連邦)

「アメリカばんざいーcrazy as usual」(2008年)

Marines Go Home 2008-辺野古・梅香里・矢臼別」(2008年)

「アメリカ-戦争する国の人びと」(2010年)

ONE SHOT ONE KILL-兵士になるということ」(2010年)
カトマンズ国際山岳映画祭正式出品作品、
イスタンブール国際ドキュメンタリー映画祭正式出品作品

(藤本幸久・影山あさ子共同監督作品)
「ラブ沖縄@辺野古 @高江」(2012年)
「笹の墓標」(2013年)
「圧殺の海」第1章(2015年)
 第2章「辺野古」(2016年5月)
「高江ー森が泣いている」(2016年9月)
「高江ー森が泣いている2」(2016年11月)







影山あさ子(かげやまあさこ)

(C)落合由利子



(プロフィール)
1963年兵庫県神戸市生まれ。
ドキュメンタリー映画監督

北海道大学農学研究科修士課程修了後、北海道アジアアフリカラテンアメリカ連帯委員会(北海道AALA)の事務局勤務を経て、現在、ドキュメンタリー映画監督。

アメリカの戦争と若者を描く藤本幸久監督の3部作「ONE SHOT ONE KILL」(2009)、「アメリカ-戦争する国の人びと」、「アメリカばんざい」のプロデューサー&インタビュアー。日本語字幕も担当。

辺野古、矢臼別、梅香里で基地と闘う人々を描く「Marines Go Home」(2005年/藤本幸久監督作品)に、インタビュアー、ナレーターとして参加したのが、最初の映画作り。以来、藤本監督と二人三脚で、撮影、インタビュアー、プロデューサー、ディレクターとして奮闘中。
「ラブ沖縄@辺野古 @高江」(2012年)が初監督作品(共同監督:藤本幸久)。以後、影山あさ子・藤本幸久共同監督として、以下の作品を発表。「笹の墓標」(2013年)、「圧殺の海」第1章(2015年)、第2章「辺野古」(2016年5月)、「高江ー森が泣いている」(2016年9月)、「高江ー森が泣いている2」(2016年11月)。
2014年7月に辺野古新基地が着工されてからは、文字通り、現場に張り付き撮影中。北海道と沖縄を行き来する日々。北海道札幌市在住。